MENU

大阪万博 キッチンカーの出店情報まとめ|メニューや価格を現地調査

大阪万博 キッチンカーの出店情報まとめ|メニューや価格を現地調査

2025年、大阪・関西万博がいよいよ開幕を迎えます。未来の技術や文化体験を目的に訪れる人が多い中で、実は注目されているのがグルメスポット、特に会場内を彩るキッチンカーです。

日本全国から集まった多彩なフードトラックが、万博会場を“おいしい旅”に変えてくれます。ユーハイムのスイーツやアニメとのコラボメニュー、さらにはヴィーガン対応のプラントベースフードなど、ジャンルもテイストもさまざま。すべてがこの万博でしか体験できない、特別な食のかたちです。

また、ただおいしいだけではありません。各キッチンカーが取り組んでいる環境配慮やサステナブルな仕組みも注目のポイント。ゴミを出さず、持続可能な形で食事を楽しめる未来型のスタイルに、きっと驚かされるはずです。

支払い方法や予約、混雑状況への対策など、初めての人でも迷わず楽しめるよう情報を整理しました。この記事では、万博のキッチンカーの全貌をわかりやすく解説していきます。

カオル

どのメニューを選べば満足できるのか…じっくり見極めたいよね!

目次

大阪万博キッチンカー出店の基本情報まとめ

大阪万博キッチンカー出店の基本情報まとめ

2025年の大阪・関西万博では、世界の最先端技術や文化を体験できるだけでなく、食の楽しみも大きな魅力のひとつです。中でも注目されているのが、会場内の各地に点在する「キッチンカー(フードトラック)」。ここでは、出店エリアの情報、営業時間、支払い方法、サステナブルな取り組みなどを総合的に解説します。訪れる前に押さえておきたい情報が満載ですので、ぜひ参考にしてください。

キッチンカーの営業時間と場所

まず押さえておきたいのが、キッチンカーの営業時間と出店場所です。会場内に設置されたキッチンカーは、訪れるタイミングによっては混雑することもあるため、事前の情報収集が重要になります。

各キッチンカーの営業時間は、基本的に午前10時から午後7時、または午後8時まで。場所によって若干異なります。以下の表は、主なキッチンカーの営業時間とその設置エリアをまとめたものです。

スクロールできます
フードトラック名出店エリア営業時間
EXPOフードトラック エリア3 大自然の恵みセービングゾーン10:00~19:00
SPY×FAMILY DINING FOODTRUCKシグネチャーゾーン10:00~20:00
FOODTECHERS by ユーハイム東ゲートゾーン10:00~19:00
フードトラック森のマルシェフューチャーライフゾーン10:00~20:00

このように、キッチンカーは万博会場内の4つの主要ゾーンに分かれて配置されています。どのエリアも比較的アクセスしやすい場所にあり、休憩スペースや日陰も整備されているため、立ち寄りやすさも魅力です。

とはいえ、人気のある時間帯(昼12時~14時ごろ)は非常に混雑する可能性があるため、時間をずらして訪れることをおすすめします。

会場内の主な出店ゾーン一覧

キッチンカーが展開されているゾーンは、それぞれテーマ性や特色があります。ここでは、万博内でキッチンカーが展開されている主な4つのゾーンについて詳しく紹介します。

セービングゾーン

このエリアには、「EXPOフードトラック エリア3 大自然の恵み」が出店しています。自然をテーマにしたこのゾーンでは、地産地消を意識したメニューや、環境に配慮したパッケージが特徴です。ワンハンドスタイルで提供される料理が多く、片手で食べられる利便性もあり、食べ歩きにぴったりです。

シグネチャーゾーン

アニメファンにはたまらない「SPY×FAMILY DINING FOODTRUCK」が展開されているのがこのゾーン。キャラクターごとのオリジナルメニューが魅力で、限定ステッカーや缶バッジなどの特典も用意されています。家族連れや若い層を中心に賑わいを見せるエリアです。

東ゲートゾーン

東ゲートゾーンには「FOODTECHERS by ユーハイム」が出店。ここでは、AI職人「THEO」が焼き上げたバウムクーヘンを中心に、ユニークなスイーツが並びます。特に注目されているのがバウムクーヘンのクレープスタイルやフリットなど、ここでしか食べられないメニューの数々です。

フューチャーライフゾーン

「フードトラック森のマルシェ」が位置するこのエリアは、他のゾーンよりも**席数が多め(28席)**で、ゆったりとした空間で食事ができます。クラフトビールや串焼き、カルビ丼など、ガッツリ食べたい人にも満足のラインナップが揃っています。飲食もドリンクもバランスよく提供されており、大人向けのメニューも豊富です。

このように、各ゾーンには明確なテーマがあり、どのエリアを訪れるかによってまったく違った食体験ができる点が、大阪万博のキッチンカーの魅力といえるでしょう。

支払い方法や予約の有無について

万博 キッチンカー 支払い方法や予約の有無について

次に気になるのが、支払い方法や予約に関する情報です。結論から言うと、すべてのキッチンカーは予約不要で、ふらっと立ち寄って利用できます。これは訪れる人にとって大きなメリットです。予約を気にせず、タイミングを見て利用できるのは、混雑時にも柔軟に動けるポイントといえるでしょう。

一方、支払い方法は完全キャッシュレス化が進められています。現金での支払いは原則できないため、訪問前にキャッシュレス対応の準備をしておく必要があります。

対応している支払い方法は以下のとおりです。

  • EXPO 2025 デジタルウォレット
  • クレジットカード(VISA、MasterCardなど)
  • QRコード決済(PayPay、楽天ペイなど)
  • 電子マネー(交通系ICカード、iD、QUICPayなど)

このため、スマートフォンの充電切れには注意が必要です。モバイルバッテリーの持参を強く推奨します。また、デジタルウォレットは専用アプリのインストールが必要な場合もあるため、公式サイトで事前にチェックしておくと安心です。

キャッシュレスの利便性は高い反面、デジタル操作に慣れていない方にとってはやや不安を感じるポイントかもしれません。そうした方は、交通系ICなど簡単な電子マネーをあらかじめチャージしておくとスムーズです。

サステナブルな取り組みも注目ポイント

万博のキッチンカーでは、食の楽しみだけでなく、環境への配慮も重視されています。実際、多くのフードトラックで導入されているのが、リユース可能な容器や堆肥化可能な素材の使用。これは万博全体のテーマでもある「サステナブル・フューチャー」を反映したものです。

例えば、EXPOフードトラックでは、使い捨て容器の代わりに再利用可能なカップやプレートを導入。また、スプーンやフォークなどのカトラリーも環境に優しい素材が採用されています。

これにより、ごみの発生を最小限に抑え、循環型の食事スタイルを実現しています。しかも、これらの容器は見た目にもおしゃれで、写真映えする点もSNS世代に好評です。

ただし、注意点としては、食べ終わった後の返却場所を必ず確認しておく必要があるということ。リユース容器は回収が前提となっているため、専用の返却ステーションに戻すことが求められます。

さらに一部のキッチンカーでは、IH調理器具を搭載し、火を使わずに調理することでCO2排出量の削減にも取り組んでいます。これにより、安全性の向上にもつながっており、子ども連れのファミリー層にも安心です。

このような環境配慮型の取り組みは、食事を楽しむだけでなく、未来の食文化や生活スタイルを考えるきっかけにもなります。来場者の一人ひとりが参加者として意識を持つことが、万博の大きな意義といえるでしょう。

大阪万博キッチンカー出店の注目メニュー紹介

大阪万博キッチンカー出店の注目メニュー紹介

大阪・関西万博2025では、テクノロジーや文化の展示だけでなく、食の楽しみも豊かなテーマとして位置づけられています。中でも来場者の関心を集めているのが、多彩なキッチンカーによるフード提供です。今回はその中でも注目度の高いメニューをピックアップし、それぞれの魅力や特徴を紹介します。どのフードトラックも個性にあふれており、選ぶ楽しさが満載です。

ユーハイムのFOODTECHERSの魅力

老舗洋菓子メーカー「ユーハイム」が展開するフードトラック「FOODTECHERS(フードテッカーズ)」は、伝統と革新が融合したスイーツを提供する特別な存在です。

ここでの最大の特徴は、AI職人「THEO(テオ)」が車内で焼き上げるバウムクーヘン。1970年の大阪万博にも出店していたユーハイムが、現代技術を駆使して再び万博に登場するという点は、多くの来場者にとって感慨深いものがあります。

THEOのバウムクーヘン(350円)は、シンプルでありながら、しっとりとした食感と奥行きのある甘さが特徴。さらに、「バウムクーヘンフリット」(800円)や「きこりけーき(抹茶・コーヒー)」(各800円)など、従来のイメージを覆すメニューが揃っています。

中でも注目したいのが「バウムクレープ」。メープルシュガー、シナモンシュガー、レモンシュガーなどのフレーバー(各900円)に加え、フルーツを組み合わせた贅沢な「バナナ」や「いちご」(各1,200円)もラインナップ。

「ホットドッグ」や「カリーヴルスト」など軽食メニューも充実しており、甘いものだけでなくランチ代わりにも利用できる汎用性の高さが魅力です。

来場者の中には「スイーツは甘すぎるのでは?」と不安を持つ方もいますが、実際にはバウムクーヘン自体の甘さが控えめなため、大人でも楽しめる絶妙なバランスに仕上がっています。

SPY×FAMILY DININGのコラボメニュー

大人気アニメ『SPY×FAMILY』とのコラボによって生まれた「SPY×FAMILY DINING FOODTRUCK」は、ファン必見の注目ブースです。キャラクターそれぞれをイメージしたフードメニューが特徴で、メニューを選ぶだけでもワクワク感を味わえます

バーガー系の主なメニューは以下の通りです。

スクロールできます
メニュー名特徴価格
ロイドのグリーンバンズバーガーバジル&ガーリックソース2,000円
アーニャのピンクバンズバーガー明太マヨ&テリヤキ2,000円
ヨルのブラックバンズバーガークリスピーシーズニング&テリヤキ2,000円
ボンドのホワイトバンズバーガーオニオンマヨ&ガーリック2,000円

どのバーガーも、色鮮やかなバンズを使用しており、見た目にも楽しく写真映え抜群です。加えて、各フードに対してランダムで特典缶バッジやステッカーが付いてくるのも嬉しいポイント。

ドリンクも充実しており、アーニャのピンクグレープフルーツソーダやヨルのスパイシーコークなど、キャラの性格を表現したようなユニークな味わいが楽しめます。

さらに、チキンレッグやポップコーンなどのサイドメニューも用意されているため、軽食としての使い方も可能です。

アニメコラボにありがちな「見た目だけ重視で味はいまいち」という心配もありますが、実際の評価としては、バンズやソースのバランスが良く、本格的な味を提供しているという声が多いです。

フードトラック森のマルシェの特徴

「フードトラック森のマルシェ」は、万博の中でももっとも食事メニューが豊富で、座席も多めに設置されているフードトラックです。座席数は28席と他エリアよりも余裕があり、家族連れや友人グループにもおすすめ。

ここでは、ソフトクリームやホットドッグといった王道メニューに加え、日本ならではのポップコーンやキムチ焼きそば、焼肉カルビ丼なども提供。特に注目されているのが「プレミアムソフトクリーム」(700円)で、濃厚ながらもすっきりとした後味が人気です。

また、日本全国から集めたクラフトビールも提供されており、ビールと串焼きのペアリングを楽しめるのが大人にとって嬉しいポイント。

加えて、ここでは日本に数台しかない「ドラフトトラック」が導入されており、常に冷えた状態で最高の一杯を提供してくれるのも魅力的です。

その場で軽くつまみながら飲めるスタイルなので、まるで屋台のような気軽さがあります。ただし、飲酒後の体調管理や歩行には注意が必要です。

NATUREVERSEキッチンのプラントフード

ヴィーガンやベジタリアンに対応したフードを提供する「NATUREVERSEキッチン」は、植物由来の素材を使用したプラントベース料理専門のキッチンカーです。

動物性の食材を使わずに満足度の高いメニューを実現している点が特徴で、健康志向の方やアレルギーのある方にも適しています。

代表的なメニューには、以下のようなものがあります。

  • かるカツバーガー:1,600円
  • かるカツサンドイッチ:1,500円
  • きな粉揚げパン あんバター風:1,500円
  • ヴィーガンジェラート(4種):880円
  • ヴィーガンアイスキャンディー(2種):800円

どのメニューも見た目に美しく、プラントフードとは思えないほどしっかりとした食べごたえがあります。バーガーのパティも植物由来ながら、肉のような風味と食感があり、驚く人も多いでしょう。

これらの料理は「PASONA NATUREVERSE」パビリオン内に出店しているため、展示とあわせて立ち寄るのがおすすめです。公式サイトのNATUREVERSE情報も参考になります(https://www.expo2025.or.jp

EXPOフードトラックの提供メニュー例

EXPOフードトラックは、万博の基本的な軽食ニーズに応える存在として、利便性と多様性を兼ね備えたメニューを展開しています。エリア3「大自然の恵み」では、日常的に食べ慣れたメニューを中心にラインナップされています。

以下はその一例です。

  • ぼっかけ焼きそば(800円)
  • フライドポテト(600円)
  • 唐揚げ、ホットドッグ、ジュース類など

これらの料理はすべて**片手で食べられる“ワンハンドスタイル”**で提供されており、移動中でも気軽に楽しめる設計になっています。

また、容器にはリユース素材が使用され、環境にも配慮されている点が好感を持たれています。

万博価格としてはやや割高に感じる人もいるかもしれませんが、内容やボリュームを考えると妥当な価格設定といえます。焼きそばや唐揚げなどの味付けも本格的で、子どもから大人まで満足できる味になっています。

その他の人気スイーツ系キッチンカー

万博では、上記以外にもさまざまなスイーツ系のキッチンカーが出店しており、甘党の方にはたまらないラインナップとなっています。

中でも人気なのが「TSUKI GESHO(月化粧)」のキッチンカー。ここでは大阪名物の「ミックスジュース」(800円)や「焼きたて月化粧」(200円)、「伊右衛門 抹茶ラテ」(700円)などが楽しめます。

また、「月化粧プリン」や「わらび餅」などの和スイーツも提供されており、観光気分を盛り上げてくれるメニュー構成となっています。

甘さのバリエーションも豊富で、抹茶のほろ苦さからフルーツ系の甘酸っぱさまで、幅広い味覚に対応しているのが特徴です。

こうしたスイーツ系のキッチンカーは、歩き疲れた午後のひと休みにぴったりで、カフェ代わりに利用する来場者も多く見られます。

ここまで紹介したように、大阪万博のキッチンカーは、食事・軽食・スイーツとあらゆるニーズをカバーする多様性を誇っています。どのメニューも個性豊かで、何を選んでも思い出に残る一品になること間違いなしです。

筆者の総評:食の未来とエンタメの融合を味わう場所だった

万博のキッチンカーって正直、軽食がちょこっと売ってるだけだと思っていたんです。でも実際にその内容を知っていくうちに、「あれ?これ、もはやグルメイベントなんじゃ?」って思うほど、レベルの高い食体験が詰まっていることに気付きました。

私が特に印象に残ったのはユーハイムのフードテッカーズ。AIが焼くバウムクーヘンって、言葉だけ聞くと味気ないイメージがありますよね。でも、焼きたてでしっとり、香ばしくて、ちょっとした高級カフェで出されるスイーツに匹敵する完成度。まさに伝統とテクノロジーの融合でした。

SPY×FAMILYのフードトラックも良かったです。子ども向けかと思いきや、バーガーの味付けは本格派。明太マヨやガーリックソースなど、しっかり作られていて、ファンでなくても楽しめる内容でした。こういうキャラクターコラボって「見た目だけ」のものも多いですが、ここはきちんと“食”として成立しているのがすごい。

それと忘れちゃいけないのが、サステナブルの視点。環境に優しい容器の使用や、IHでの調理など、未来型の食スタイルが当たり前のように取り入れられていたのが印象的でした。食べた後のゴミを出さないよう、リユース容器を返却する仕組みもちゃんと整っていて、意識の高さが感じられました。

例えるなら、万博のキッチンカーは「テーマパークのフードコート」と「地元フェスの屋台」のいいとこ取り。ワクワク感とおいしさ、便利さと社会的意義がぜんぶ一緒に詰まってるんです。

これから行く人にひとつだけアドバイスするとしたら、「1食だけじゃもったいない」ということ。朝・昼・おやつ・夜のスケジュールにキッチンカーを1つずつ入れて、少しずつ楽しむのが一番満足度が高いと思います。空腹だけじゃなく、気分で選ぶのもアリ。まさに、味わいながら学べる最高のフード体験でした。


参照URL

  1. EXPO 2025 大阪・関西万博公式:EXPOフードトラック出展のサステナブルな取り組みについて – (https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240322-01/)
    • 概要: リユース容器の導入や環境配慮型調理設備など、持続可能な食提供に向けた取り組みを紹介。飲食関連施設のサステナビリティに関する公式な発表。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次