ジンエアでモバイルバッテリーはOK？持ち込み・預け入れの最新ルール総まとめ

2025年3月23日

旅行に欠かせないモバイルバッテリー。スマートフォンやタブレットを使いこなす現代では、移動中の充電切れは避けたいところです。とくに、格安航空会社であるジンエアに乗る際には、モバイルバッテリーの取り扱いルールをしっかり把握しておかないと、思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。

ジンエアでは、バッテリーの容量や個数によって細かな制限が設けられており、さらに預け入れが禁止されているケースも。単純に「小さいから大丈夫」と思っていると、空港で慌てることにもなりかねません。

また、機内での取り扱いや保安検査での対策も重要です。絶縁テープの使い方、ポーチでの保管方法など、知っておくだけでトラブルを回避できるポイントはたくさんあります。

この記事では、ジンエアでモバイルバッテリーを安全かつスムーズに持ち込むための最新ルールをわかりやすく解説しています。容量計算の方法や、手荷物制限、液体物のルールなど、初心者でも迷わない情報を網羅しました。

カオル

えっ、モバイルバッテリーって何個まで持ち込めるの！？

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【必見】ジンエアでモバイルバッテリーは持ち込みOK？プロが教える最新ガイド

ジンエアに搭乗する際、モバイルバッテリーの取り扱いには明確なルールがあります。誤った理解で空港に持ち込むと、最悪の場合、その場で没収されることも。この記事では、ジンエアにおけるモバイルバッテリーの持ち込みルールを初心者にもわかりやすく解説していきます。

結論：100Wh以下ならOK！でもルールに注意が必要

ジンエアでは、100Wh（ワット時）以下のモバイルバッテリーであれば機内持ち込みが可能です。ただし、これは無制限に持ち込めるという意味ではありません。細かい制限や注意点が複数あるため、そこをきちんと理解しておくことが非常に大切です。

まず、モバイルバッテリーの容量によって取り扱いルールが異なります。一般的なスマートフォン用のモバイルバッテリーは100Wh以下であることが多く、これに関しては特別な申請なく持ち込むことができます。ただし、最大で5個までという個数制限がありますので要注意です。

また、バッテリーの端子が他の金属物などと接触してショートするリスクを避けるため、適切な梱包も必須です。絶縁テープや保護ポーチを使用することが推奨されています。

そして、見落としがちなポイントとして、機内ではモバイルバッテリーを使用して充電することは禁止されています。たとえUSBポートが座席についていても、モバイルバッテリー経由での充電は避けるべきです。これは、発熱や発火のリスクを回避するための措置となります。

こうしたルールに従えば、ジンエアでも安心してモバイルバッテリーを持ち込むことが可能です。

初心者でもわかる！ジンエアのバッテリー持ち込みルール早見表

複雑に思えるジンエアのルールも、以下のように表にまとめれば一目瞭然です。

容量 (Wh)	機内持ち込み可否	預け入れ可否	個数制限	事前申請
100Wh以下	可能	不可	最大5個	不要
100Wh超〜160Wh未満	可能	不可	最大2個	必要
160Wh以上	不可	不可	–	–

このように、持ち込めるかどうかは「Wh」で判断されるのがポイントです。モバイルバッテリーには「mAh」や「V」で記載されていることも多いため、以下の式で自分のバッテリーがどれに該当するか確認しましょう。

Wh = (mAh ÷ 1000) × V

例えば、10000mAh／3.7Vのバッテリーであれば、(10000 ÷ 1000) × 3.7 = 37Whとなり、100Wh以下なので問題なく持ち込めます。

この計算を知らずに持ち込もうとすると、空港で慌てることにもなりかねません。事前確認を忘れずに行いましょう。

知らないと危険！ジンエアで預け入れNGなモバイルバッテリーとは？

モバイルバッテリーに関するルールは「持ち込めるかどうか」だけでなく、「預けられるかどうか」も非常に重要です。ジンエアでは、安全上の理由からバッテリーの預け入れが厳しく制限されています。

160Wh超は絶対ダメ！没収されるケースを解説

160Whを超えるモバイルバッテリーは、ジンエアに限らず国際航空運送協会（IATA）でも機内持ち込み・預け入れ共に禁止されています。これは電動工具、医療機器、一部のドローンなどに使われるような高出力バッテリーが該当します。

このようなバッテリーは発熱・発火リスクが高く、仮にスーツケース内で破損やショートが起きれば、他の荷物を巻き込んで大きな事故に繋がる可能性があります。そのため、160Wh以上のバッテリーを持ち込もうとすると、空港で問答無用に没収される可能性が非常に高いです。

また、チェックイン時にX線検査で見つかると、係員による確認や、場合によっては呼び出し対応が発生することもあります。旅行前の貴重な時間を無駄にしないためにも、持ち物チェックは前日に済ませておくのが理想的です。

預け入れできない理由と安全対策の裏側

モバイルバッテリーを預け入れできない最大の理由は、「貨物室では発火した際に対応できない」からです。機内であれば客室乗務員が初期消火を行うことが可能ですが、貨物室ではそうはいきません。

このため、リチウムイオン電池は原則として手荷物での持ち込みが推奨されています。さらに安全を確保するためには、以下のような梱包対策が推奨されています。

端子を絶縁テープで保護する
各バッテリーを個別に保護袋やケースに入れる
持ち運び中に破損しないようクッション材で包む

私が旅行の際に実践しているのは、100円ショップで購入できるポーチにモバイルバッテリーを一つずつ収納する方法です。これで衝撃からも守れますし、空港で中身を見せる際にもスムーズです。

こうした対策は、トラブルを防ぐだけでなく、自分自身や周囲の安全を守ることにもつながります。

ジンエア搭乗前に確認！持ち込めるモバイルバッテリーの容量と個数

ジンエアのルールでは、モバイルバッテリーの「容量」と「個数」の両方に制限が設けられています。どちらか一方だけを満たしていれば良いというわけではないため、両面からしっかり確認しましょう。

100Wh以下は5個までOK！容量別の制限を徹底解説

100Wh以下のモバイルバッテリーは、ジンエアでの機内持ち込みが認められています。しかも、最大で5個まで持ち込むことが可能です。この範囲であれば、申請や手続きも不要で、スムーズに保安検査を通過できます。

よくあるモバイルバッテリーの容量は以下の通りです：

バッテリー容量 (mAh)	電圧 (V)	計算式	Wh換算	備考
5000mAh	3.7V	(5000 ÷ 1000) × 3.7	18.5Wh	完全に問題なし
10000mAh	3.7V	(10000 ÷ 1000) × 3.7	37Wh	主流サイズ
20000mAh	3.7V	(20000 ÷ 1000) × 3.7	74Wh	少し大きいが問題なし
27000mAh	3.7V	(27000 ÷ 1000) × 3.7	99.9Wh	ギリギリセーフ

このように、3.7V前提で計算して100Wh未満であればOKです。ただし、電圧が異なる製品（たとえば5Vや12V）も存在するため、必ず本体の表記を確認してから判断してください。

また、5個を超えて持ち込もうとすると、検査員に止められる可能性が高いため、複数個持参する場合は個数をしっかり数えておきましょう。

100Wh超〜160Wh未満は事前申請必須！注意点まとめ

100Whを超え、160Wh未満のモバイルバッテリーに関しては、ジンエアでも機内持ち込みが可能ですが、事前の申請が必要です。この申請を怠ると、空港で持ち込みを拒否されることもあるため、必ず渡航前に航空会社に連絡を入れましょう。

ジンエアのカスタマーセンターまたはカウンターに連絡し、バッテリーの詳細（容量、個数、使用目的など）を伝えると、持ち込み許可の可否が判断されます。

さらに、このクラスのバッテリーは最大でも2個までに制限されています。100Wh以下と違って多く持ち込むことはできないため、用途に応じて必要最低限のものを選んでください。

加えて、この容量帯のバッテリーを使っている製品は、ドローン、カメラの外部電源、ポータブル冷蔵庫などが多く、一般的な旅行用途とは少し異なるケースが多いです。したがって、使用目的を正確に説明することが、スムーズな申請につながります。

また、申請が通っていても、当日の空港で「梱包が不十分」と判断された場合は、持ち込みが認められないこともあります。事前準備と当日の確認、どちらも怠らないようにしましょう。

ジンエア公式案内ページ（英語）： https://www.jinair.com

【プロの裏ワザ】ジンエアでのバッテリー持ち込みをスムーズにするコツ

ジンエアを利用する際、モバイルバッテリーの取り扱いは意外と見落とされがちなポイントです。しかし、ちょっとした準備や工夫で、保安検査をスムーズに通過できるうえ、旅先でのトラブルも防げます。このセクションでは、ジンエアでモバイルバッテリーをスマートに持ち込むための具体的なテクニックをご紹介します。

保安検査も安心！絶縁テープ・ポーチ活用テクニック

モバイルバッテリーを持ち運ぶ際に最も注意したいのが、**端子のショート（短絡）**です。端子同士が金属と接触した場合、発熱や発火のリスクがあるため、空港の保安検査でも非常にチェックされる部分になります。ここで役に立つのが「絶縁テープ」と「ポーチ」です。

まず絶縁テープですが、これはバッテリーの端子部分を保護するために使用します。ホームセンターや100円ショップで購入できるビニール製の絶縁テープで十分対応できます。ポイントは、端子が完全に覆われていること。テープがずれたり、隙間が空いていたりすると意味がないため、ぐるっと1周巻いてしっかり固定しましょう。

次におすすめしたいのが、1個ずつ収納できる小さなポーチやジッパー付き袋です。これに入れることで、持ち運び中の衝撃からも守ることができますし、保安検査での見た目の印象も良くなります。バッテリーがむき出しでバッグに放り込まれていると、係員も警戒しますが、ポーチに収納されていると「しっかり対策しているな」と感じてもらえるはずです。

実際、私自身も複数のモバイルバッテリーを旅行で持参しますが、それぞれを小さなポーチに入れ、さらに絶縁テープで端子を覆っておくことで、一度もトラブルなく通過できています。簡単な準備でリスクと手間を大幅に減らすことができるので、ぜひ実践してみてください。

mAh→Whの簡単計算方法！確認しておきたいスペック表示

ジンエアの規定では、モバイルバッテリーの制限は「Wh（ワット時）」で示されています。一方で、ほとんどのモバイルバッテリーのパッケージや本体には「mAh（ミリアンペア時）」と「V（ボルト）」が記載されていることが多く、一見すると容量が分かりづらいのが実情です。

ここでは、Whを簡単に計算するための式を紹介します：

Wh = (mAh ÷ 1000) × V

この計算方法を知っておけば、自分の持っているバッテリーがジンエアの規定に当てはまるかどうか、すぐに判断することができます。

例えば、よく見かける10000mAhのモバイルバッテリー。電圧が3.7Vの場合、以下のように計算できます。

(10000 ÷ 1000) × 3.7 = 37Wh

つまり、このバッテリーは100Wh以下なので、ジンエアのルールでは最大5個まで持ち込み可能ということになります。

もう一つ、容量が大きめのバッテリーを例にしてみましょう。20000mAh・3.7Vのものなら、

(20000 ÷ 1000) × 3.7 = 74Wh

こちらも100Wh未満なので、複数個持ち込むことができます。ただし、mAhの数値が大きいからといってすぐに不安になる必要はなく、Whに換算してから判断することが大切です。

なお、製品によっては電圧が異なる場合があります。たとえば5Vや9Vの出力に対応したものもありますので、計算の際は実際の電圧値を確認するようにしてください。

スペック表示の場所は、本体裏面やパッケージの説明欄に書かれていることが多いです。出発前に余裕をもって確認しておくと、当日焦らずに済みます。

ジンエアの手荷物ルール完全版｜サイズ・重量・液体物まで解説

ジンエアではモバイルバッテリー以外にも、手荷物に関する厳密なルールが存在します。これらを知らずに空港へ向かうと、現地で荷物を再パッキングしたり、最悪の場合、追加料金が発生することもあります。ここではジンエアの基本的な手荷物ルールを整理し、効率よく荷造りするコツを紹介します。

手荷物10kg＆115cm以内！荷物の賢いパッキング術

ジンエアでは、機内に持ち込める手荷物のサイズと重量が明確に定められています。

三辺（縦・横・高さ）の合計が115cm以内
重量が10kg以内

この範囲内であれば、追加料金なしで機内に持ち込むことができます。

ポイントは「三辺合計」と「重量」の両方を守ること。片方だけOKでも、もう片方がオーバーしていれば持ち込むことはできません。また、これに加えて、身の回り品（ハンドバッグやノートパソコンなど）を1つだけ持ち込むことが可能です。

ここで役立つのが、事前の荷物チェックと軽量な収納グッズの活用です。特におすすめなのは、圧縮バッグやパッキングキューブです。これらを使うことで衣類などをコンパクトにまとめることができ、スペースの節約にもなります。

さらに、重たいものは身の回り品に分散して収納するのも有効なテクニックです。たとえば、パソコンやバッテリーなどはハンドバッグ側に入れておけば、メインの手荷物の重量を軽くすることができます。

以下に、効率的なパッキングを行う際のチェックポイントを表にまとめました。

チェック項目	ポイント例
荷物の総重量確認	自宅でスーツケース用の計量器を使用
衣類の圧縮	圧縮袋やパッキングキューブを使用
液体物の分別	透明ポーチにまとめておく
重たいガジェットの分散収納	ハンドバッグに一部入れる

こうした工夫をすることで、ジンエアの厳格な手荷物基準を楽々クリアできるはずです。

液体・化粧品はどうする？持ち込みルールと注意点

ジンエアに限らず、国際線での液体物の持ち込みには非常に厳しい制限があります。化粧品や飲料、ジェル状の製品なども対象となるため、女性の旅行者を中心に注意が必要なポイントです。

主なルールは以下の通りです。

100ml以下の容器に入っていること
それらを1リットル以内の透明ジッパー付き袋にまとめる
1人につき1袋まで持ち込み可能

このルールを知らずに通常の化粧品ボトルやペットボトルを持ち込もうとすると、保安検査で没収されてしまうことがあります。特に韓国はコスメ天国でもあるため、現地で購入した化粧品を持ち帰る際も十分に注意してください。

おすすめの対策は、あらかじめ小分け容器に詰め替えておくことです。100円ショップやドラッグストアで購入できるトラベル用のボトルセットを使えば、化粧水や乳液、シャンプーなどを持ち運ぶのに便利です。

また、透明ポーチについても、完全にジッパーで閉じるタイプのものを選びましょう。ファスナー式でない袋や、曇って中身が見えにくいものはNGとされることがあります。

このルールは「液体・ジェル・エアゾールすべて」に適用されるため、以下のようなアイテムも対象になります。

化粧水、乳液、リキッドファンデーション
歯磨き粉、ジェル状洗顔料
マスカラ、リップグロス
制汗スプレー、ヘアワックス
ドリンク、スープなど液体飲料

特に意識しておきたいのが、「内容量」ではなく「容器の容量」が100ml以下であることが重要という点です。中身が少なくても、容器自体が150mlだとNGとなる可能性があります。

このような細かいポイントを押さえておくことで、空港でのストレスを最小限に抑えることができるはずです。

ジンエアの手荷物ルールとバッテリー持ち込みのポイントは、細部に気を配ることで大きな差が生まれます。事前にルールを正確に理解し、適切な準備をしておくことで、旅先でのトラブルを回避し、快適な空の旅を楽しむことができます。

ジンエア公式ページ（英語）:
https://www.jinair.com

筆者の総評：モバイルバッテリーは“旅の命綱”だからこそ、正しく扱うべきだと思う

飛行機に乗るたびに思うのは、「ルールを知っているか知らないか」で旅の快適さがまったく違うということ。特にモバイルバッテリーのようなガジェット系アイテムは、機内持ち込みのルールが複雑で、ちょっとした油断で没収されたり、チェックインで足止めされたりすることがあります。

ジンエアの手荷物制限もそう。10kg以内、三辺115cm以内という制限はわかっていても、いざ荷造りしてみると「あれ、思ったより入らない…」という経験、私も何度もあります。特にお土産を多く持ち帰りたいときには、本当に頭を使わないといけません。

印象的だったのは、モバイルバッテリーの容量を「mAh」から「Wh」に変換する方法です。あの計算式を知っているかどうかで、空港での不安がかなり変わります。私は最初、表記されている数値を見てもチンプンカンプンだったのですが、きちんと換算してみたら、意外と余裕があることがわかって安心した記憶があります。

旅って、計画中からワクワクするもの。でも、その裏でルールを知らないとトラブルになってしまうリスクがあるのも事実です。これはちょうど、高速道路をドライブするようなもので、目的地は自由だけど、交通ルールを無視すれば事故を起こすようなもの。だからこそ、安全第一でしっかり準備することが大切なんだと改めて感じます。

私なりの一番のおすすめは、「100Wh以下のモバイルバッテリーを2〜3個に分けて、絶縁処理した上で個別のポーチに入れて持ち歩く」ことです。そうすれば、容量制限・個数制限・安全対策のすべてをクリアできますし、保安検査でも不安なく通過できます。

今後もバッテリー関連のルールは変更される可能性があるので、出発前にジンエアの公式サイトで最新情報をチェックする癖をつけておくと、より安心して旅行が楽しめると思います。