万博 ヨルダンについて気になっているあなたへ。
この記事では、2025年大阪・関西万博で話題のヨルダンパビリオンの魅力をまるごとお届けします。
映画『スター・ウォーズ』のロケ地としても有名なワディ・ラムの砂漠の砂を使った展示や、360度の映像シアター体験、さらに死海のスパトリートメントまで、五感を刺激する特別な空間になっています。
さらに、カルダモン香るアラビックコーヒーやデーツシェイクなどの現地グルメ、サンドアートやデッドシー商品といったお土産情報も充実!
この記事を読むことで、ヨルダンという国の奥深さに触れ、パビリオン訪問前の予習にもなりますよ。
万博を訪れる予定がある方、映画好きな方、スパ好きな方も、ぜひ最後まで読んでヨルダンの魅力にひたってください。
きっと「行ってみたい!」と思える情報が見つかるはずです。
それでは、どうぞお楽しみください。
万博で注目のヨルダンパビリオン体験レポ

万博で注目のヨルダンパビリオン体験レポについて紹介します。
22トンのワディ・ラムの赤い砂が登場
ヨルダンパビリオンの最大の見どころといえば、何と言っても本物の砂漠の赤い砂ですよね。
この砂は、「スター・ウォーズ」や「アラビアのロレンス」の撮影地として有名な、ヨルダン南部の「ワディ・ラム」から船で22トンも運ばれたものです。
しかもその砂は、ただ運ばれただけじゃなく、日本の衛生基準に合わせてすべて洗浄され、しっかり天日干しされてから展示されています。
来場者は靴と靴下を脱いで、なんと裸足でこの砂の上を歩けるという没入体験ができるんですよ〜!
バケツで地道に砂を敷き詰めてくれたスタッフさんの努力も思うと、ほんとにありがたい空間です。
筆者も座ってみたんですが、足にふれる赤い砂の感触がなんとも言えず、テンション爆上がりでした!
360度スクリーンと没入型映像体験
砂の展示と並んで注目を集めているのが、360度スクリーンの円形シアター。
このシアターは直径およそ11メートルもあり、来館者をぐるりと取り囲むように設計されていて、ワディ・ラムの映像や、ヨルダンの歴史・文化がダイナミックに映し出されます。
砂の上に直接座りながら観ることができるこの演出は、「まるで現地にいるみたい!」という声も多く聞かれました。
私が観た時は、アラビアのロレンスの舞台背景にそって、広大な赤茶けた砂漠の風景が流れていき、息を呑むような美しさに圧倒されました。
映像だけでなく、音響にもこだわっていて、アラビアの風が吹き抜けるようなサウンドがまた臨場感を高めてくれます。
これはもう映画館とは全く別の体験!ぜひ一度味わってみてくださいね。
雨の日の注意点と来場時のポイント
気になるのが雨の日の対応ですよね。
実は、雨天時は安全上の理由から砂の上に入ることができない場合があります。
私が行った日も朝からパラついていたので「入れるかな…」と心配でしたが、午後には天候が回復して無事に体験できました!
これから行く方は、晴れの日を選ぶか、行く前にSNSなどで最新の情報をチェックするのがオススメです。
また、ヨルダンパビリオンは予約不要で入れるんですが、とにかく人気がすごい!
土日などは1時間以上並ぶこともあるので、できれば平日の朝イチか夕方を狙って訪れるのがベターかもしれません。
ちなみに、パビリオン出口付近にあるカフェで休憩できるので、並び疲れた方はそこで一息つくのもアリですよ〜。
ベドウィン文化とアラビアのロレンスの世界
ヨルダンといえば、アラビアのロレンスの舞台としても有名ですが、なんとパビリオンではその世界観を感じられる展示もあるんです。
以前は、アラビアの遊牧民「ベドウィン」のコーヒー関連道具が展示されていて、実際に触れることもできました。
筆者は映画「アラビアのロレンス」の大ファンなので、この展示に出会えたときは感動のあまり鳥肌モノでした…!
ただ、2025年5月時点ではモザイクアートの展示に変更されていたので、展示内容はその時々で変わる可能性があるようです。
それでも、「えっ!これ触っていいの!?」という驚きがあったり、展示の作り込みが細かかったりで、どこを見ても飽きない空間でしたよ。
ヨルダンの文化に興味がある人はもちろん、映画好きな人にもたまらないスポットになっています!
ヨルダンパビリオンのグルメとお土産情報

ヨルダンパビリオンのグルメとお土産情報について詳しくご紹介します。
カルダモン香るアラビックコーヒー
ヨルダンパビリオンでまず試してほしいのが、「アラビックコーヒー」です。
このコーヒーはただのコーヒーではありません。
カルダモンというスパイスが加えられていて、口に含んだ瞬間、香りの世界が一気に広がります。
まるでアラビアの風が吹き抜けるような、深くてやさしい味わい。
伝統的には、ヨルダンでのおもてなしの象徴とされていて、飲むだけで文化に触れているような気持ちになれるんですよね。
しかも、デーツ(ナツメヤシの実)2つ付きで、甘みとのバランスも最高です!
筆者はこのデーツの美味しさにびっくりして、お土産にも買って帰りたくなったほどでした!
デーツシェイクやミントティーの味わい
アラビックコーヒーのほかにも、ヨルダンパビリオンのカフェではデーツシェイクやミントティーなど、多彩なドリンクが楽しめます。
特に人気なのが、デーツを使ったシェイク。
見た目はとてもシンプルですが、一口飲んでびっくり。
ほんのり甘くて、とろっとした口あたりで、柿や干し芋のような自然な甘みが口の中に広がります。
甘すぎないので、暑い日でもゴクゴクいけちゃう!
ミントティーは爽快感があり、気持ちがシャキッとしますよ。
しかもどのドリンクも、大きめのカップで提供されるので満足感もバッチリ。
カフェの雰囲気も落ち着いていて、歩き疲れた体を癒すにはぴったりのスポットです。
カフェスペースの雰囲気と混雑状況
ヨルダンパビリオンのカフェは、パビリオンの外にあるので入館しなくても利用できるのが魅力です。
カフェスペースには階段状の座席があり、ちょっとした展望席のような感じでくつろげます。
ドリンク片手にのんびりとした時間を過ごすことができるんですよ。
筆者が訪れたのは夕方でしたが、ドリンク提供までの待ち時間は3〜5分程度とスムーズでした。
ただし、土日や祝日は混みやすいので、余裕を持って訪れるのが安心です。
パビリオン入館は長蛇の列でも、カフェスペースは意外と空いていることもあるので、ちょっと休憩したい方におすすめです!
お土産ショップで買えるおすすめ商品
パビリオンを出たところには、ヨルダンの魅力が詰まったお土産ショップもあります。
一番人気は、瓶の中に砂で風景を描いたサンドアート。
目の前で作ってくれる実演販売もあり、まるで自分だけの一品が作られる感覚でワクワクしちゃいます!
そのほかにも、可愛いラクダのぬいぐるみや、ヨルダンの伝統的な絵具「ピグメントオブヨルダン」、オシャレなパッケージのデーツなどなど、見ているだけで楽しいラインナップ。
気軽に買える価格帯の商品も多く、ちょっとしたお土産探しにぴったりですよ〜。
個人的には、水彩風の風景ポストカードもおすすめでした!
サンドアートの実演と人気の秘密
サンドアートは、色とりどりの砂を瓶の中に層を作って入れていき、風景や動物を描く伝統工芸品です。
これ、見た目の美しさだけじゃなく、作る過程がほんとに楽しいんですよ。
実演では、職人さんが小さなスプーンで一層一層丁寧に砂を重ねていく様子が見られて、つい見入ってしまいました。
ラクダの姿や、夕暮れの砂漠が瓶の中に現れる瞬間は、まさにアート。
しかも、その場で名前を入れてくれるサービスもあるので、自分だけの特別な一品になります。
「万博の記念にぴったり!」という声が多いのも納得でした!
デッドシープロダクツの美容効果と特徴
ヨルダンといえば外せないのが、死海の塩や泥を使った美容商品。
パビリオン内のショップでは、これらのデッドシープロダクツも数多く取り扱われています。
死海の塩にはミネラルが豊富に含まれていて、角質をやさしく除去してくれる効果があるといわれています。
泥パックやバスソルト、石鹸など、種類も豊富で、香り付きの商品も選べるのがうれしいポイント!
自分用にはもちろん、スパ好きの友達へのお土産にもおすすめです。
ちなみに私も石鹸を購入しましたが、使った翌朝、肌がつるっとしてびっくりしました!
スカーフや絵具など伝統工芸も充実
最後にご紹介したいのが、ヨルダンの伝統工芸品。
特に人気なのが、伝統的なスカーフ。
購入すると、スタッフの方がその場で巻き方を教えてくれるんです!
これがすごく嬉しくて、ちょっとした異国の体験ができるんですよね。
また、「ピグメントオブヨルダン」と呼ばれる水彩絵具は、自然由来の色素で作られていて、鮮やかで美しい発色が魅力。
アート好きな人なら絶対に惹かれるアイテムです!
伝統と現代の融合を感じられるアイテムが並ぶショップは、ただの土産物売り場じゃなく、文化体験の一部といえるほど充実しています。
死海スパとヨルダンのウェルネス体験

死海スパとヨルダンのウェルネス体験についてご紹介していきます。
死海の塩と泥を使ったハンドマッサージ
ヨルダンパビリオンのもう一つの目玉が、死海の塩や泥を使ったハンドマッサージ体験です。
このトリートメントでは、死海から採れた天然ミネラル豊富な塩や泥を使い、手の疲れや乾燥を優しくケアしてくれます。
パビリオン2階の「死海ソルトケーブスパ」エリアに設けられており、施術は専門のセラピストによって行われます。
特に、泥パックのしっとり感と塩のつるっと感のダブル効果は、一度体験するとクセになりますよ〜!
まさにリラックスと美容効果を兼ね備えた、極上の癒しタイムです。
気持ち良すぎて、時間が経つのを忘れるくらいでした!
施術の内容や料金、所要時間まとめ
以下が、スパ体験の基本情報です。
項目 内容
施術内容 死海の泥と塩を使用したハンドマッサージ&泥パック
所要時間 約20分
料金 2,500円(税込)
予約 必要(カフェで予約)
場所 メザニンフロア(パビリオン2階)
お手頃な価格ながら、しっかりとリフレッシュできるのが魅力的。
パビリオンの中でまさかここまで本格的な施術が受けられるとは思わず、ちょっとしたサプライズ感もありました。
ハンドだけとはいえ、血行も良くなってぽかぽかしてきますよ〜。
予約の仕方と混雑回避のコツ
このスパ体験、事前予約が必須なんです。
予約はパビリオン出口横にあるカフェカウンターで受付しています。
実は、パビリオン入館しなくても予約可能という情報もあります!
ただし、週末や混雑日にはすぐに枠が埋まってしまうので、午前中のうちに予約だけ済ませておくのが安心です。
私が訪れた日は、14時ごろにはすでに当日分が売り切れていました…(泣)
スパ目当ての方は、まずパビリオンに向かう前にカフェで予約状況を確認するのがおすすめですよ。
癒しと美容を同時に叶えるスパの魅力
死海スパの魅力は、単なるリラクゼーションにとどまりません。
使用されている死海の塩や泥には、マグネシウムやカリウムなど豊富なミネラルが含まれており、肌を引き締め、保湿しながら角質ケアもできるのです。
そのため、美容意識の高い人や、スキンケアにこだわる人たちからも注目されています。
施術後は、手が本当にスベスベになりますし、気分もリセットされる感覚が心地よいです。
筆者も、スパのあとカフェでコーヒーを飲みながら、余韻に浸っていました…これ、ちょっとハマりますね(笑)
スパ体験の評判とSNSでの口コミ紹介
SNSでも、このスパ体験はかなり話題になっています。
「手だけなのに全身が軽くなった」「あの価格でこのクオリティはコスパ最強!」という声が続出中。
X(旧Twitter)では、「#死海マッサージ」「#ヨルダンパビリオン」で検索すると、多くのリアルな口コミが見つかります。
中には「自宅用に同じ泥が欲しい!」という人や、「家族にも試させたい!」という声もあって、満足度の高さが伺えます。
こうした感想を見ていると、スパ体験がヨルダンパビリオンの癒しの象徴として定着しつつあるのがよく分かりますよね。
ウェルネス・ツーリズムとしての注目度
実はこの死海スパ、単なる展示イベントではなく、ヨルダンが推進する“ウェルネス・ツーリズム”の一環なんです。
2025年7月には、「Health and Well-being Week」というテーマウィークが予定されていて、死海の効能や医療ツーリズムについてのディスカッションも行われる予定なんですよ。
つまり、このスパ体験は「未来の観光スタイル」を提案する、国を挙げたプロジェクトの一部なんです。
健康や美容を目的にした旅を通じて、ヨルダンの魅力を知ってもらう狙いがあるそうで、今後はこうした体験型観光がますます増えていくかもしれませんね。
私自身もこの考え方に共感して、いつか現地ヨルダンで本物の死海スパを体験してみたくなっちゃいました!
ナショナルデーやイベントとの連動性
ヨルダンパビリオンでは、5月7日をナショナルデーとして設定しており、この日は特別な式典やイベントが開催されます。
ただし、ナショナルデー当日はパビリオンが休館となる可能性もあるので、訪問予定の方は注意が必要です!
また、砂をテーマにした鳥取県・サウジアラビアと組んだ「サンド・アライアンス」など、他パビリオンとの連携もユニークな試み。
ヨルダンのウェルネスツーリズムだけでなく、他地域とのつながりを感じられるのも万博ならではの楽しさですよね。
イベント時期や展示の内容は変更があることもあるので、公式SNSや万博サイトをチェックしてから行くのが吉です!
まとめ
万博 ヨルダンパビリオンは、「スター・ウォーズ」や「アラビアのロレンス」のロケ地としても有名なワディ・ラムの砂漠を再現した圧巻の展示が魅力です。
裸足で22トンの赤い砂の上を歩く没入体験と、360度シアターで楽しむ映像は、まるで現地に降り立ったかのような感覚を味わえます。
また、死海の塩や泥を使ったスパ体験では、ヨルダンのウェルネス文化にも触れることができ、心も体もリフレッシュできるひとときを提供しています。
カフェでは伝統的なアラビックコーヒーやデーツシェイクも楽しめ、まさに五感でヨルダンを感じられる空間です。
人気のため混雑も予想されますが、事前情報をチェックして計画的に訪れれば、素敵な体験が待っていますよ。
ヨルダンパビリオンの最新情報は公式サイト(EXPO 2025)やNHKニュースもぜひご覧ください。